お墓(墓地)選びについて

 

お墓人が亡くなったのち、ご遺骨を納め、拠り所としてのお墓を持つことは通例となっています。しかし、核家族化やライフスタイルの多様化に伴い、お墓や供養に対する価値観が変わってきているのも事実です。今回は、お墓(墓地)を購入する場合の注意点、知っておきたいポイントを見ていきましょう。

生前にお墓を建てることを寿陵(じゅりょう)または生前墓といいます。長生きできるという言い伝えやご先祖様のご供養にあたるとする考えや、四十九日に納骨できるといった利点がありますが、その前に墓地(永代使用権)を購入する必要がありますね。
※永代使用料:お墓を設置する「土地」を使用する権利です。「使用権」を買うだけであって、土地そのものを買うわけではありません。

 

墓地の購入

 

永代使用権を取得することで※永代使用料を払います。その形態には大きく3つあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自分(ご供養する方)にあった墓地を探すと良いでしょう。

 

公営霊園(宗派なし)
・自治体管理のため信頼があり安心。
・永代使用料が割安。
・石材店を選べる。
・その自治体に住所があり、遺骨があること。←生前に買えない所が多いので注意!
・市街地の霊園は競争率が高い(土地代も高い)。

 

民間霊園(宗派なし)
・民間経営のため永代使用料は公営より高い。
・石材店が指定されている。
・遺骨がなくても建てられる。
・設備が充実している。
・市街地から遠い霊園が多い。
・広さや形の制限なし。
・霊園によっては経営状態により管理が不十分な場合がある。事業主体の経営面も確認しておこう!

 

寺院墓地(その宗派となる)
・管理は勿論お寺になるが、上記二つに比べて料金が高い。
・檀家になることが条件だが、その分手厚い供養や管理をしてもらえる。←縁の下の力持ち!御住職の奥様の対応をチェック!
・人気の高い都市部では墓地の空きがまわってこない。

 

共同体墓地
・血縁に限らず誰とでもお墓に入ることができる。←個人申込みは生前に!
・継承を前提としないので無縁墓の心配がない。
・納骨堂タイプであれば、建墓する費用もかからないため安価。

 

場所(ご供養する霊園までの距離)、建墓・永代使用料などの費用、墓を守る子孫の有無、宗派、檀家になるか否か、などを確認してご検討下さいね。