ご挨拶からわかる良い葬儀社の見分け方
15時頃お電話を頂きました
「今ホームページを見て、メールで問い合わせをするのが難しいので電話しました。
電話で相談も可能ですか?
今日これからお通夜なんです。
明日の告別式で来て下さった方に挨拶をします
葬儀屋さんに挨拶文例集を貰って見ているんですけど
どうもしっくりきません。どうしたら良いですか?
1つ目は『ご会葬、ご焼香を賜りまして~』とあるけどこのときはお焼香はまだですよね?いつかしら?
2つ目は『生前同様変わらぬご指導~』とあるけどいろいろあって生前同様は使いたくないの、何かアドバイスを下さい」
という内容のお電話です。
「あくまで挨拶文例集ですので参考にすると良いと思います。
1つめの質問は地域にもよりますが、一般的にはお坊さんの読経中に皆様が順番にお焼香
を行います。ご挨拶のタイミングが読経が終わった後であればご焼香を賜りましてと入れて
頂いても変ではないですよ」
とお答えしました。
他の葬儀社からどのように説明があったかはわかりませんが、
進行の流れを大まかな部分だけで説明したのかもしれません。
逆に一から細かく説明すると沢山の説明があり過ぎて理解が追い付かない事もあります。
葬儀社側としてはその時の状況や雰囲気、バランスが大事です。
お困りごとが出てきた場合はすぐに相談しましょう。
もしかすると他社の葬儀担当者が忙しそうなところを気遣って
いろいろとご自身で悩まれ、弊社に相談されたのかもしれません。
相談しづらい状況を作るという事はいかがなものでしょう
2つ目については「参考にして頂く部分ですので無理に入れなくても良いと思います。
これからは残された家族が力を合わせて生きていきますなどはどうでしょうか」
とお答えしました。
ご挨拶の大事な部分としては、感謝を伝え、これからの決意をする事だと思います。
今回のケースは日数やお時間の限られた中での打ち合わせで、なかなかご家族の背景を伺
うことが出来なかったことが考えられます。
最近では「家族だけ、身内だけだから形だけでいいのよ」という声も聞きます。
「親しき仲にも礼儀あり」、そこで挨拶をする場を設けることの意味、お話の内容、近い関係だ
からこそ一つ一つきっちり行う事が必要になります。
なぜこのタイミングなのか、これは何の意味なのか、
葬儀社としてしっかり答えることができるかで対応の良し悪しが表れていきます。
多くの方が初めての葬儀という不安が多い中で、葬儀担当者としてはどんなことでも相談しや
すい人柄や常にご家族に配慮出来ているかが求められています。
まとめると、良い葬儀社を選ぶためのコツとして
「分からない事、不安な事を解決してくれるかどうか」
なおかつ「相談しやすいかどうか」これが大事です。
思い出の里会館を利用してのご葬儀・家族葬は、相談しやすくて、分からない事、不安な事を解決
してくれるアートエンディングにお任せ下さいませ。